電動歯ブラシについての雑学など

電動歯ブラシは、電気の動力によって自動でヘッドが動く歯ブラシです。
もとは障害者用の器具としてアメリカで開発されたもので、その後に一般的な商品として製品化されたので、大変簡単に扱える商品です。

ヘッドの動きは大きく分けてスライド式と回転式と、両方組み合わせたもののがあって、稼働速度によって音波ブラシや超音波ブラシと呼ばれている商品もあります。
更に様々な機能が追加された商品もあり、イオン効果があったり、舌苔除去効果がある製品などもあります。
価格帯は、安価な物から数万円するものまで幅広く、ニーズにあった商品を選択できるように豊富です。

手で磨く通常の歯ブラシに比べて歯垢除去の効果は高いですが、同じく歯の汚れいる部分や汚れやすい部分にしっかりと毛先を当てることが大切です。歯医者でも、電動歯ブラシを使った磨き方を教えてくれるところは多いので、初めて使用するときには大いに参考になります。

電動歯ブラシで、効果的に歯垢を採るにはいくつかのポイントがあります。
まず、毛先が歯の表面に軽く当たるようにすると、効果的に歯垢が取れます。
振動はブラシの毛先に最も集中するように設計されているので、ブラシを強く押し当てると振動が強い毛先が歯に当たらなくなり、歯垢が取れずに磨き残しが出てしまいます。

また、通常の歯ブラシのように擦ることで歯垢を落とすのではなくて、歯垢を振動によって粉砕します。
歯ブラシのようにごしごしと動かすと、振動が歯垢に伝わる前に移動してしまい、歯垢を落とせません。
奥からゆっくりと前にずらすように移動させることで、歯垢を落とすことが出来ます。

電動の歯ブラシでも、歯の面にブラシが当たらないと歯垢は落とせません。
歯と歯茎の境目、一番奥の歯、でこぼこしている部分など、ブラシが当たっていることと確認しながら歯垢を落としていきます。
実は、意外にも歯垢が残っていても、振動があるので落した気になっている人が多いです。

更に、使用していても磨き残しが多いことがあります。
実は全然磨けてない部分があり、振動に騙されて磨いた部分と磨いていない部分を忘れることがあります。
そのため、動かす順番を決めておいて、毎回同じように動かすことで磨き残しをなくすことが出来ます。

普通の歯ブラシと同じように、毛先が開いてしまうと歯垢を落とせないので、大体3ヶ月程度で毛先の部分を交換した方がよいです。
また、歯と歯のぶつかっている部分の歯垢を落とすことはできません。
ブラシの形や当て方によっては近くまでは落とせますが、虫歯や歯周病が出来やすい歯と歯の間までは落とせないので、使う前にデンタルフロスを使って、歯と歯の間の思考を落とすことで予防することが出来ます。

手で磨く歯ブラシと違い、振動があるために歯垢が落とせない部分がわかりにくいという事がありますが、それも磨く順番などを決めておいて、磨き残しがないようにすることで防ぐことが出来ます。
後は、電動でも入らない歯と歯の間は、デンタルフロスを使って歯垢を落とせば、しっかりと予防出来ます。

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